名古屋大学フォーミュラチームFEMでは、共に日本大会優勝・世界ランク1位を目指して頑張るメンバーをいつでも募集しています!
工学部など理系の方はもちろん!文系部員・女子部員・高専からの中途参加も大歓迎!みんな1から勉強します!
技術系でないマネージャーも大募集中!就活もとても強い!
私たちの部活名はフォーミュラチームFEMですが、皆さんはフォーミュラカーをご存じでしょうか?
フォーミュラカーというのは、写真のような車輪がむきだしの一人乗りの車のことです!
(この写真の車はF1ですが、実はF1のFはフォーミュラのFです!)
FEMでは、毎年夏に行われる学生フォーミュラ日本大会に向けてフォーミュラカーの設計・製作をし、総合優勝を目指して活動しています!
学生フォーミュラ大会では、学生達が自らの手でフォーミュラカーを設計開発・製作し、その車で様々な競技を行いその総合得点で順位が決まります!
ICV(ガソリン車)クラスとEV(電気自動車)クラスがありFEMはEVクラスでチャレンジしています!
日本全国からはもちろん、海外からも多くのチームが参戦しており、2019年大会では合計100チーム以上が参加しました!
大会の審査には車検・静的審査・動的審査の3種類があります。
車検:これに合格しなければ動的審査に出場できません。ドライバーの安全を守るため、燃料漏れがないか、ブレーキの効きは十分かなど、厳しいチェックを受けます。
静的審査:車両の設計について、その設計にした理由や妥当性が問われます。速く走る車を作れば良いというわけではなく、その設計への深い理解が必要となります。また、製作したマシンを自動車メーカーに売り込むという仮想のシチュエーションで行うプレゼンテーション審査もあります。
動的審査:車両の実際の走行性能を競います。加速性能や旋回性能を競うほか、約20kmを走行しタイムを競う種目もあり、高い信頼性が求められます。
大会での審査について、もっと詳しく知りたい方はこちら!
続いてこの部活FEMの活動の魅力をお伝えします!!
FEMの魅力は大きく3つあります!
1つめが普通の大学生活では体験することができない、実践的なものづくりを体感できることです!
実践的なものづくりは作って終わりのものではなく、理論に基づいて設計し、それを正確に作り、最後に設計前に求めていたものかそれを評価するというループを行うものです!
「作って走って満足」ではありません。
私たちと一緒に「ものづくり」しませんか?
では実際にFEMではどのようなことをしているのでしょうか?
設計・製作・評価の3段階にわけてお伝えしていきます!
まずは設計についてです!設計はこういう風に考えてこういう順序で…と説明していると、たぶんとても書き切れないぐらい奥が深いものです。なので活動を通してどういう技術が身につくか、学べるかに絞ってお伝えします!
CAD:頭の中で考えたパーツをコンピュータ上で具体的な形にするためのソフトです!それぞれが作ったパーツをコンピュータ上でアッシー(組み立て)して図のようなものができます!
各種解析:CADで作ったパーツが要求する性能を満たしているかをコンピュータを使って調べます!例えば、「決められた強度を保ったまま、いかに軽量化できるか」そういったことを考えて、CADを作って解析しての繰り返しを行います!
回路設計:電気自動車1台の電気回路ともなると膨大なものになります!「電源や信号を伝えるハーネス(ケーブル)は何が必要か」、または「あるパーツを正常に動かすにはどういう基板を作らなければいけないか」こういったこと積み重ね、最後は全体の回路図まで作っていきます!
アプリ・ソフト開発:車両の状態をドライバーに伝えるためのアプリケーションや、ドライバーからのペダルの情報などを最終的にはモーターに伝える、車両のソフトウェアなども自分達で開発します!プログラミングや制御についての知識がつきます!
車両運動シミュレーション:力学的なモデルに基づいた車両運動のシミュレーションも行います!例えば、「ある車両のパラメータをいくつにするとタイムが1番良い!」とか「(上の)車両制御のソフトはこの設定だと速い!」とかが分かったりします!
材料加工:FEMでは大型の工作機械や手持ちの電動工具などを使って金属や樹脂なども加工します!楽しいこと間違いなし!
溶接:金属どうしをくっつける溶接。溶接している人の姿、かっこいいですよね!練習すればみんなできます!溶接男子・溶接女子になってみては?!
カーボン積層・3Dプリンタ:比較的先進的な材料や製作方法も適所で用いています!
配線:回路設計で作った配線図通りに美しく無駄のない配線をしていきます!はんだ付けもしますよ!
組み立て:それぞれが作ったパーツを一つの車両に組み立てていきます!自分たちで設計したものがだんだんと形になっていく姿は圧巻です!
テスト走行:製作した車両を実際に走らせて、各パーツに異常はないか試します!走行は平坦なアスファルトの駐車場などを借りて行います!
ドライバー評価:車両のセッティングを変えて、最も速く走れるように調整していきます!
センシング:ドライバー評価と同時に、車両の加速度や速度・各モーターの回転数から冷却系統の温度まで様々な情報をたくさんのセンサーで計測しています!
データ解析:センサーで集めた多くの情報を見て、その後車両を修正してよりよくしたり、来年の設計に役立てたりします!
このように1台の車をつくるだけでもたくさんのことを考えて、メンバーでそれぞれ分担して力を合わせて行っています!ですが、ここに挙げたのはほんの一部です!
「こんなことできるかな??」と思ったそこの君!1年生の頃はみんなそうでした!スタートラインはみんな同じです!私たち先輩が教えます!一歩上の大学生になりましょう!
二つ目の魅力は企業の方とのやりとりも自分で行うため、直接のつながりが持てることです!
誰もが知っている有名企業から、すごい技術を持った地元の企業まで様々な企業にスポンサーとなっていただき、資金やいろいろな部品をご支援していただいています!
そこには新しい発見や未来の自分があるかも?!
実はFEM、学生フォーミュラでは超強豪校なのです。
昔はガソリン車で、今は電気自動車で大会に出場していましたが、ガソリン車では総合優勝、電気自動車でもクラス優勝を経験しています!
しかも!電気自動車のクラスでは3連覇しており今年は4連覇がかかっています!
その実績もあって電気自動車のクラスで世界2位を記録しております!!
大会の様子をもっと知りたい方は、2019年に行われた大会の特集番組もご覧ください!
これは一昨年BSで放送されたものなのですが、我々FEMがフィーチャーされています!
50分あるのでおうちでゆっくり見てくださいね!
時間がないのでパパッと見たい方は、2018年のものにはなりますが5分にまとめられたものがあるので、こちらをご覧ください!
続いてFEMが1年間どのような活動をしているかをお伝えします!
まず1年間に1回の大会が9月上旬に行われ、それを基準に1シーズンとなります!
毎シーズン車を作るので大会後からすぐに、次のシーズンの車の設計が始まります!
そして年始めから製作が少しずつ始まり、春休みで一気に完成まで持っていきます!
完成次第走行を行っていきます!
車の不具合の洗い出しをし、車のセッティングの調整などを5ヶ月かけて行い、成熟させていきます!
そして9月上旬に行われる大会を迎えます!
新1年生の皆さんは入部後テスト走行でのお手伝いや、いろんな事を学んでもらいます!
そして9月以降から本格的に活動に関わってもらいます!
入部するにあたってやはり気になるのがお金のはなし。
主に必要なのが図にある3つです!
部費については、例年1年生はお試し期間として9月まで払わなくて良いとしています!本格的に活動してもらう9月以降に払ってもらいます!
また、遠征費として大会などで宿泊するためのお金も必要です。チームシャツや作業着も必要なのでそのお金もかかります。
「これとは別でパーツを作るために必要な材料を買うお金がかかるのでは?」と思うかも知れませんが、これらは部の予算から出るのでご安心ください!
つまり年間でかかるお金は多く見積もって8万円。一ヶ月あたりで考えればバイト代で十分まかなえるかと思います!
ここまで読んでくださりありがとうございます。
ぜひ私たちと一緒に日本一・世界一を目指しませんか?!
↓新入生の皆さんにはこのようなビラを配る予定です!こちらもぜひチェックしてみてください!↓
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